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ファムの人形物語

ブリュッセル観光

ブリュッセルを出立する日は、フライトが夜だったので、日中少しだけ市内観光。

ブリュッセル

ヴィクトール・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」、ジャン・コクトーは「豊饒なる劇場」と称賛した大広場グラン・プラスは、世界遺産に登録されています。

ブリュッセル

ブリュッセル

観光地はどこでもスリがいるので、用心しながら写真撮影。

ブリュッセル
プーキー(カスタムネオブライス/dafnery カスタム)

プーキーはスペイン生まれなので、ヨーロッパの雰囲気はわかっているはず。

小便小僧

小便小僧は前にブリュッセルに来た時に見ているのですが、もう一度行きました。

小さい頃実家の池に、白い陶器で出来たこの像の噴水が立っていました。
冬に凍って割れて、何回か父が立て替えたのを憶えています。

小便小僧

付近のワッフル屋さんにも、チョコレート製の小便小僧が…。

タンタン

タンタンショップにも行ってみました。

タンタン

タンタンの絵本やフィギュア、Tシャツなど、コレクターだったらきっと色々買いたくなるものが一杯です。

タンタン

店員さんが店内のディスプレイ前での撮影を許可してくれました。

ブリュッセル

町中には、こんな壁画があちこちで見られます。

ブリュッセル
ハッピー(カスタムプチブライス/さくらんぼカレンカスタム)

ブリュッセル

ブリュッセル最後の日とあって、ハッピーも記念撮影。

ブリュッセル

市庁舎では、どうやら結婚式があったようです。
外のお友達に手を振るしあわせなカップルを遠くから拝見。

ブリュッセル
スマーフ(カスタムプチブライス/vainilladolly カスタム)

この幸せなシーンを見ながら、ベルギービールを。

ブリュッセルともお別れです。




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ベルギーのベル・エポック

さて、ブリュッセルの旅も終盤です。

アーケード

ホテルから歩いてすぐの所に、有名なショッピング・アーケード、ギャルリー・サン・チュベールがありました。

アーケード

ヨーロッパでは、こうしたガラス屋根付きのショッピング・アーケードが、18世紀末から20世紀初頭にかけて作られています。

このアーケードは1847年に完成。
パリのパサージュ・デ・パノラマは1800年に開通しているのから比べると、時期は少し遅れていますが、その空間の広さはなかなかのものです。

中のショップは、現在はチョコレート屋さんが多かったですね。

市立美術館

ブリュッセルでは、思いがけず、市立博物館で開かれていた、ベル・エポックのポスター展を見る事が出来ました。

ポスター展

ポスター展

ポスター展
プーキー(カスタムネオブライス/dafnery カスタム)

プーキーはベル・エポックの、この色や雰囲気が好きかしら?

アールヌーヴォー

そして、こちらは余力があったら訪ねたいと思っていた、世紀末美術館。
この美術館は単独で存在するのかと思っていたら、王立美術館の地下にありました。

アールヌーヴォー

王立美術館はベルギーの現代美術を代表する、マルグリットの作品を所蔵した、マルグリット美術館も一緒になっているので、たぶん一般の観光客はそちらに行く人の方が多いのでしょう。

この世紀末美術館は、ひっそりとして、ゆっくり作品を鑑賞する事が出来ました。

アールヌーヴォー

アールヌーヴォー

生憎ブライスは入る時にロッカーに預けさせられてしまったので、記念写真を撮る事は出来ませんでしたが、こうして作品の写真はノーフラッシュでカメラに収める事が出来ます。

アールヌーヴォー

さすがに美術館だけあって、名品揃いでした。

百貨店

帰り道にばったり出会ったのが、この建物。
ベル・エポックの時代には、「オールド・イングランド」という名前の百貨店だったのが、現在は楽器博物館となっています。
中に入ってみたかったけど、体力の限界。 諦めてホテルに向かいました。

後でガイドブックを見ると、最上階がレストランになっているみたいです。
コーヒーでもゆっくり飲めば良かったかしら?

大好きなベル・エポックの世界。 ブリュッセルでその空気を吸う事が出来ました。

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ベルギー漫画センター 2

ブリュッセルにある、ベルギー漫画センターを訪問。

ベルギー漫画センター

この建物の事は昨日お話しましたが、ベルギーのアール・ヌーヴォーを代表する、オルタの建築物です。

ベルギー漫画センター
プーキー(カスタムネオブライス/dafnery カスタム)

入り口からもう、プーキーはハイテンション!

ベルギー漫画センター

漫画については、全くの素人ですが、ベルギーの漫画では多分最も有名なタンタンの像がお出迎え。

私の子供の頃は、漫画を軽視する傾向にありましたが、この美術館では、太古の昔の壁画から漫画は始まっているというとらえ方です。
そして、漫画の発達について、印刷技術の進歩や、新聞の流行など、社会、経済と合わせて説明されていました。

歴史の説明を読むと、あれ!?なんだか、私が研究している人形と相通じるところが沢山あります。

ベルギー漫画センター

ベルギー漫画センター

アラジンの魔法の絨毯のような、空飛ぶベッド? 空想の世界に引きずり込まれます。

ベルギー漫画センター

ベルギー漫画センター

他のミュージアムと違って、漫画とあって、やはり若い方の入場が多いですね。

知らない漫画の世界に、プーキーもキョロキョロしています。

ベルギー漫画センター

オルタが設計したこの建物は、真ん中が吹き抜けになっていて、広々と感じます。

ベルギー漫画センター
あかり(カスタムネオブライス/vainilladolly カスタム)

ここは、特別展などに使用される為のお部屋のようです。

ベルギー漫画センター

ベルギー漫画センター

タンタンは多分世界中にファンがいますよね。

ベルギー漫画センター

3階では中国漫画の特別展示もありました。

全く未知の世界です。

ベルギー漫画センター

ブライスに導かれて行った博物館でしたが、新たな興味が湧きました。
まだまだ勉強したい事が一杯です!

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ベルギー漫画センター

ブライスコンの終わった翌日の日曜日は、一日ブリュセル観光。
今回やはり行きたかった博物館の一つ、ベルギー漫画センターを訪問しました。

ベルギー漫画センター
あかり(カスタムネオブライス/vainilladolly カスタム

地図で調べると、ホテルから歩いて行けそうです。

ここを曲がればいいのかな?という所に、こんなフィギュアが…。

ベルギー漫画センター

おそらくブライスに親しまなかったら、漫画博物館なんていう所には足を向けなかったと思います。
それが、ブライスにマンガやアニメの世界の主人公をテーマにした人形がある事から、マンガにも興味が出ました。

ブライスが私の知らなかった世界の扉をひとつずつ開いてくれています。

そして、今回この博物館を訪れた目的はもう一つあります。
この建物は、ベルギーを代表するアール・ヌーヴォーの建築家、オルタの作品なのです。

ベルギー漫画センター
プーキー(カスタムネオブライス/dafney カスタム)

ベルギー漫画センター

1階のカフェレストランの入り口に、オルタの写真が掛けてありました。

ベルギー漫画センター

オルタ美術館には前にブリュセルに来た時に行きました。 前の時はそれが主目的だったのです。

ベルギー漫画センター

この建物は、織物卸商の店として建てられたもの。

ベルギー漫画センター

ベルギー漫画センターカフェ

ベルギー漫画センター

カフェレストランの壁に、その当時の様子がわかる絵が掛けてありました。

ヌーヴォーの時代の物と、現代のマンガが融合しています。
私の頭のなかでも、一つずつの点が面白いように繋がって来ました。

ベルギー漫画センター

ここで軽いランチを頂きました。 
コーヒーカップにもこんな可愛いマンガが…。

肝心のマンガについては、追ってレポします。




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衣装・レース博物館

今回のブリュッセルは、観光は全く目的としていなかったのですが、もし体調が良ければ訪ねたい美術館が2件ありました。

そのうちの一つが衣装・レース博物館。

実は15年以上前に、一度ベルギーは来た事があるのです。 その時に、王立美術館所蔵のレースを見たかったのですが、生憎休館日。 建物の前まで行ったのに、目的は果たせませんでした。

今回ガイドブックを見ていたら、グラン・プラスのすぐ近くにレースの博物館があるのを発見。 ホテルから歩いてすぐの所です。

レース博物館

ベルギーはアンティークの時代にはレースの有名な産地。 ところが今はお土産屋さんで売っているものは、ほとんどが他の国で作られたものです。

場所がわからなくて、近所で聞いても全くわからず、仕方なくレースのお土産屋さんで聞いて、やっとたどり着きました。

こじんまりとした小さなミュゼだったのですが、生憎展示品の半分を貸し出しているとの事。
それでも折角来たのですから、拝観する事にしました。

レース博物館

レース博物館
プーキー(カスタムネオブライス/dafnery カスタム)

プーキーは綺麗なレースに興味津々。 やっぱり女の子です。

海外の美術館はほとんどの所が、フラッシュ無しなら写真撮影可能なのでいいですね。

レース博物館

持ち手やトップにサンゴが使われた贅沢なパラソル。 光線の具合で、レースの柄をお見せ出来なくなってしまったのが残念。

レース博物館

レース博物館

さすがにレースの本場だけあって、グレードの高いコレクションです。

レース博物館

レース博物館

ウインドウケースに展示されているものだけでなく、棚の引き出しにはレースがぎっしり入っていて、自由に引き出して見る事が出来ます。

他の入場者も熱心に見る人ばかり。 レースを勉強しているのかしら?

久しぶりにアンティーク・レースの世界に浸る事が出来ました。





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