ファムの人形物語

ジャポネズリー

私たちは何人?
中国人?ベトナム人?

外国の人を見てフランス人なのか、イタリア人なのか見分けがむずかしいように、
欧米の人から見れば、日本人も中国人も同じように見えるのでしょう。

ジャポネズリー
アンティークのクロモスの宣伝カード          コスモとラピス(プチブライス)

日本は江戸時代、鎖国をしていた。

それが鎖国が解かれると、日本の文物が一挙に欧米に流出した。

ジャポネズリー
アンティークのクロモスの宣伝カード  ラピス(プチブライス/パーフェクトアジアンバタフライ)

浮世絵や着物…

日本は閉ざされた神秘の国。
どんなにエキゾチックに感じたでしょう。

ジャポネズリー
クロモスの宣伝カード「日本館」 1889年

19世紀中期から、万国博覧会が開かれた。
特にパリで多く開催されたのよ。
万博でも日本のものが色々紹介されたのね。

1889年はエッフェル塔が万博のために建造された年。
このカードには日本館が描かれているわ。

ジャポネズリー
ボンマルシェ百貨店の宣伝カード          コスモ(プチブライス/アジアンバタフライ) 

こうしたカードに描かれている日本人も、私たちから見るとちょっと変。
着物を着ていても、足元が中国の靴だったり…。

19世紀末にはフランスでは日本ブームだったんですって。
着物地で洋服を作ったり、タピオカの事を「日本の真珠」と名付けて販売したメーカーもあったの。
「日本」と付いているだけで、ステキに感じられたのね。

日本趣味の事をフランス語でジャポネズリーって言うらしいわ。
ジャポネズリーが高じて芸術に昇華し、ジャポニスムが生まれた。

最近ジャポニスムが益々見直されて、美術展とか開かれている。

今もフランスは大日本ブーム。
パリのどこの町にも和食屋さんがある。
焼き鳥とラーメンだけが紹介されるのは悲しいけれど…。

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