ファムの人形物語

ミニチュアのつげ櫛

つげ櫛職人の広島政夫さんを2度目にお訪ねした時も、私はママに付いて行ったわ。
だって、私だって欲しい物があったのよ。

つげ櫛
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

最初にお訪ねした時に、ママはお仕事のお話も広島さんにしたの。
その時に、私をモデルに、広島さんが作ったミニチュアの櫛を挿したのね。

つげ櫛

広島さんが育った街は柳橋。 粋な芸者さんたちがいた所でしょう?

お湯屋の帰りに、洗い髪にこんな風に櫛を挿す事もあったんじゃないかしら?

ママと広島さんが話す横で、お姉様は目を細めて私を見ていたわ。

つげ櫛

髪に横挿しにした櫛は、皇室のおすべらかしを結う時に使う櫛らしい。

解かし櫛だって、本式よ。 この櫛で髪を梳いたら、女っぷりが上がるってものじゃない?

つげ櫛

今まで私が使っていたつげ櫛は、国産のつげ材ではなかったの。
それを知って、広島さんが「これを使ってごらん。」て、この櫛を私に…。

わぁ! ブライスの中で広島さんの櫛を使って髪を結う子なんて、私くらいじゃない?
天にも上る心地だったわ。

つげ櫛

ママも素晴らしい櫛が色々揃って大満足。

広島さんとずいぶん話が弾んでいたわね。

つげ櫛

ママの櫛と私の。

ママのは上から1センチに16本歯と、13本。

私のも、普通の櫛と比べたら、うんと細かい歯なのよ。

私もこの櫛を使うからには、粋な女にならなくちゃ。
粋とエレガンスを目指すには、もっともっと内面を磨かなくちゃね。





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本気と無心

この前伺ったばかりの、つげ櫛職人の広島政夫さんを再訪。

つげ櫛
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

私にはわかっていたのよ。 ママが好きな所を1回で済む訳がないって事。

この前伺った時に見せていただいた、広島さんの代名詞とも言える1センチに13本歯の「夢の櫛」の中に、木目が気になるお品があったんですって。
あれも頂戴すれば良かったと…。

その他に、櫛歯が1センチに11本あって、長さが5寸くらいの櫛が欲しい…なんて、ママ贅沢しすぎじゃない?

もちろん電話で予約して伺いました。

広島さんのつげ櫛

この日は他に3組4名のお客様がいらして、大賑わい。
広島さんの櫛を求めてわざわざいらした方ばかりなので、みんなでわいわい言いながら、色々な櫛を試させていただきました。

広島さんがチャレンジした超極細歯の数々が入った、貴重な額も見せていただきました。

残念ながらママがこの前見た櫛は売れてしまっていました。
この前6本在庫があった「夢の櫛」は、わずか数日で半分の本数になっていました。

つげ櫛

どうしようかなぁ?と思案顔のママだったけど、「夢の櫛」より長い平安時代の復元櫛の13本歯を髪に当てたら、なんて梳き心地がいい!
即座にこれを頂く事を決めてしまったのよ。

つげ櫛

ママの髪の長さには、櫛の長さがあった方が使いやすいのよね。

つげ櫛

そして、広島さんの最高傑作の櫛の一つ、5寸11本櫛歯の東利休櫛も頂戴しました。

つげ櫛

何て美しい櫛かしら。 日本女性で良かったと心から感じるお品です。

つげ櫛

お土産に頂戴した櫛を含めて、今回我が家に持ち帰った櫛たち。

上から3本は、11本歯、8本、13本の順です。

つげ櫛

今まで使っていた櫛と並べてみました。 上からよのやさんの5本歯、6本、そして広島さんの8本歯です。
8本でもこの細かさ。 普通に使うなら、もうちょっと荒い櫛と、これで十分かもしれません。
上の2本のような飴色になるには、15~6年使い続けないといけませんね。

広島政夫さん

広島さんは約200年続くつげ櫛職人のお家の7代目。
戦火でそれまでの柳橋の居を焼け出され、親戚の縁を頼って大宮に移住されたそうです。

現在82歳でありながら、年齢を感じさせない若々しさは、お仕事に向かうエネルギーから来るものでしょう。

お座りになっている頭上に、「本気」と描いた書が掛けてありました。
心にしみる言葉です。

今櫛を作る時は、無心の境地だそうです。 どんな櫛でも思い通りに出来る。 楽しくて、楽しくて仕方ないとおっしゃっていらっしゃいました。
きっとまだまだチャレンジなさる事でしょう。

明日15日、テレビ東京のお昼の番組「昼めし旅」に出演されるようです。
今まで色々な取材をお断り続けていらしたそうですが、あまりにつげ櫛の事がきちんと伝わっていないので、今年は色々出るよとおっしゃってました。

2回に亘って沢山頂戴して、ママは大満足。 櫛屋さんが開けるみたいだわ。

私も自慢したい話があるの。
それは、また後日ご披露するわ。

私達は明日、テレビの放映時間に用事があって、見られないの。
みなさん、是非ご覧になって下さいね。


※写真撮影及びブログとインスタグラムへの掲載については、広島政夫さんのご了承を頂いております。





















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究極のつげ櫛

ゴールデンウイーク中にどうしてもお訪ねしたい所がありました。

確かこのブログで、私が高校生の修学旅行でつげ櫛を買って、大切に大切にしていたのに、使ってほどなく歯が欠けて、それがトラウマになった話をご披露した事があったかと思います。

その頃はまだインターネットなどない時代でしたから、情報はガイドブックに頼るしかなく、京都の有名なお店を訪ねたのですが、子供の小遣いで買えるものなど、たかが知れていたでしょう。 
おそらくお土産品として作られたものだったのでは?と思います。

15~6年前に浅草のよのやさんに行って求めた時も、歯が欠けたらどうしようと、荒歯、それも鬼荒という歯の櫛を求めたのが、私の櫛道楽の始まりでした。

本物のつげ櫛はそう簡単には折れない事がわかって、中歯のものも買い揃えました。
その折に大女将さんに大変良くしていただいたのも、櫛にまつわる思い出として残っています。

つげ櫛
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

今回お訪ねしたのは、大宮にお住まいのつげ職人 広島政夫さん。
何気なくネットを検索していたら、人間国宝級の方がいらっしゃるという事がわかり、居ても立ってもいられなくなりました。

お電話で予約をしてからお訪ねしました。 お供はちょっと早いけど浴衣を着たルージュさん(ネオブライス/ルージュノワール)。

つげ櫛

今まで私が使っていたものは、1センチの中に5~6本の歯の櫛。
それが、広島さんは10本から20本という信じられない細工をされる方なのです。

つげ櫛

お目に掛かると、早速色々な櫛を試させて下さいます。

貴重な櫛の数々と、興味あるお話で、あっと言う間に時間が過ぎて行きます。

「棒の付いたのを作れないなら、櫛職人とは言えないよ。」とおっしゃってました。

つげ櫛

ちょっと写真がピンぼけで申し訳ありません。
皇室の方のご成婚の折に、おすべらかし用に櫛を納められた事や、昭和天皇に日本髪用の櫛13点揃いを献上した事も、広島さんの櫛の素晴らしさを証明する経歴でしょう。

つげ櫛

遺跡から発掘された櫛を復元した事も…。
一体どんな髪型に使ったものなのかしら?

お部屋の中には貴重な資料が一杯。 電気の傘などが映り込んで、残念ながら写せないものもありました。

つげ櫛

こんな可愛い飾り櫛もありました。 絵を描いたのは別の方だそうです。
解かし櫛としても使えます。

つげ櫛

迷った末に選んだのは、こちらの櫛。
1センチに16本もの歯があります。
このタイプは今までに63本。 私で64人目のようです。

つげ櫛

肉眼で櫛の歯が見えないほどの細かさ。

広島さんは現在82歳。 これほどの櫛が作れるのはお体がお丈夫な証拠でしょうが、益々お元気で作って頂きたいものです。

つげ櫛

次の企画に使いたいと思って、こんなミニチュアの櫛が収められた額も頂戴しました。
いずれご披露する時が来ると思います。

つげ櫛

お土産も沢山頂いて、我が家にあるつげ櫛はこんな感じになりました。
まだパリの自宅に鬼荒と中歯を置いています。

右端のはずいぶん前に知人から頂戴したもので、国産のつげ材ではありませんが、ブライスの髪を解かすのに使っています。
ブライス用なので、椿油に漬けることはありません。

つげ櫛

今まで広島さんはテレビの取材などをほとんど断って来られたそうですが、15日にお昼の番組に出演されるそうです。
きちんとつげ櫛を作る職人さんがあまりにいなくなったので、つげ櫛とはこういうものだという事を話さなければと思い始めたそうです。

つげ櫛

私も今回折角素晴らしい櫛を手に入れたので、丁寧に使用して、長く愛用したいと思います。

広島さんをお訪ねの際は必ず電話で御予約を(午後3時半以降)。
  広島つげ櫛店 さいたま市大宮区吉敷町1-13
            TEL 048-643-3386


※写真撮影及びブログとインスタグラムへの掲載については、広島さんのご了承をいただいております。



























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おしゃれな浴衣

毎日本当に暑いですね~。 皆さまお変わりありませんか?

浴衣
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

この夏はママが御贔屓の呉服屋さん何軒から、次々浴衣が届くわ。

この柄素敵でしょう?
朝顔に金魚、ママが大好きな夏の風物詩が二つも入っているの。

浴衣

縞の帯の色合いもいいでしょう?

浴衣

銀座はオシャレな方が集まる町。 浴衣姿も気を遣うわ。

浴衣

御贔屓筋に朝顔をお配りしましょう。

浴衣

これから夏本番。 どうかご自愛くださいね。

ママは明日からまたちょっとお出掛け。 ブログは1週間ほどお休みです。

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紅葉狩り

ママがまた新しいお着物を誂えた。
と言っても、私用じゃないんですって。

紅葉狩り
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

ママが贔屓にしている呉服店は何件かあるけれど、その中でも一番古くからお付き合いしているお店。
今回ママが誂えたお振袖は、店主の方が1500枚目に縫ったんですって。

すごいわね~。 1500枚よ。

その記念のお着物をママが求めたから、記念に…って、このお着物をプレゼントしてくださったの。

紅葉の柄が素敵でしょう? ママはすぐ私に着せてくれたわ。

紅葉狩り

折角季節のお着物を着たから、紅葉狩りに。

紅葉狩り

紅葉狩り

なかなか遠くまで出られないから、近所の公園へ。

紅葉狩り

紅葉は黄色の銀杏もきれいだけど、やっぱり紅葉の赤が鮮やかね~。

紅葉狩り

小さい公園だけれど、思い切ってお着物でお出掛けして良かったわ。

紅葉狩り

鮮やかな色のお着物も素敵だけれど、こういうシックな色のもいいでしょう?
これが銀座の粋な所よ。

紅葉狩り

私も呉服屋さんにお祝いを言いに出掛けなくちゃ。

そしてこれから銀座はクリスマスやお正月で忙しいわ。
お正月のお着物はどんなのにしようかな? どうぞクラブ・ルージュに遊びにいらしてね。










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