ファムの人形物語

ベル・エポックの花園

ママはお花が大好き。 と言っても、見るだけで、育てたりはしない。
今年は出来るだけお花をたくさん見たい…と言っているから、私たちブライス姉妹もお供出来るのね。

ベル・エポックの花園
ライラック(ネオブライス/シンプリーライラック)

ママはベル・エポックの時代の造花を沢山持っているの。

代官山で小さなアンティーク・ショップをしていた時に、お店の天井を花で埋めたかったんですって。

100年以上経っているお花。 フランスでもこんなに状態がいいのは、もう見つける事が難しいらしいわ。
毎回フランスに行く度に、ママがコツコツ集めたの。

私、一度こんな風にお花に埋もれてみたかったのよ。 いい香りがするみたいでしょう?

ベル・エポックの花園

その時代の貴婦人たちは、帽子やドレスに造花をたくさん付けたんでしょう?
お花やリボンはいつの時代も女性が大好きなもの。

ゾラの小説を読むと、内職に造花を作っているシーンが出てくるけど、貧富の差があった時代だから、身に付けられない女性もたくさんいたのよね。

ベル・エポックの花園

こんな鳥の羽根もその時代のもの。

カトレアはベル・エポックの時代に流行ったのよね?
プルーストの「失われた時を求めて」には、カトレアの花は象徴的に描かれている。

ベル・エポックの花園に紛れ込んで、すっかり貴婦人の気分になったわ。







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