ファムの人形物語

イスノキ櫛

ママは最近つげ櫛に夢中。

もっともこの趣味は今に始まった事ではないよ。 何でも高校生の頃かららしい…。

つげ櫛
ルチル(ネオブライス/ハッピーハーバー)

この櫛は広島政夫さんが僕たちブライスに下さったものだよね。
僕たち男子も使うよ。 やっぱり身だしなみは大切でしょう?

イスノキ櫛

ママは凝り性だからね。 櫛の事をあれこれ調べるうちに、イスノキという木材で作った櫛がある事がわかった。

イスノキはとても硬い木。 日本国内で採れる木材の中で、最も緻密で重い。
この木で作った櫛は皇室で使われたりしているらしいよ。

それに、剣術の示現流系統の木刀にもこの木が使われているらしい。

そう知ったら、ママが手に入れないわけがないよね。

イスノキ櫛

ところがね、このイスノキで作られた櫛は、木材が希少で、どこも完売で手に入らない。
やっと探して我が家に到着したってわけ。

写真上は同じような歯並びの広島政夫さん製作のつげ櫛。

下が長野県指定伝統工芸品、お六櫛のイスノキ櫛。 製作は篠原くし店さん。

イスノキ櫛
コージー(コージーケープインスパイアード)

届いて手にして、その重さと木の硬さにびっくりしたよ。 木じゃなくて、動物の角で出来ているみたいだ。

イスノキ櫛

コージーなんか、これは恐竜の骨で出来ているんじゃないか?なんて言っている。

イスノキ櫛
レイモン(ハッピーエブリデイ)

レイモンは「超クール!」って言った。
櫛職人もいいかも?って思ったみたいだよ。 あいつは気が多いからな。

触っただけでも、つげ櫛とかなり違う事がわかったよ。
あとはママが大切に使って、ママから感想を聞く事にしよう。


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夏のスイーツ

急に暑くなって来ましたね。

フルーツゼリー
シネマ(ネオブライス/レジュネット)

暑くなると、アイスクリームや氷が食べたくなるけど、フルーツゼリーも美味しいわ。

フルーツゼリー
TAKANO

籠の中にフルーツが入っている!

フルーツゼリー

桃にメロンにマンゴー。 どれから食べようかな?

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ブルーグレーの靴

少し前の事よ。 銀座にママの靴を買いに行ったの。

レペット
                レヴェ(ネオブライス/ジュニームニーキューティー)

急に暑くなってきたから、素足で靴の季節になったわね。

レペット

レペットのバレリーナシューズは赤とゴールドを持っているけど、爽やかなブルーが履きたくなったの。

予定していた色のは、試着してみたらちょっとイメージが違っていた。
そして、このブルーグレーに決まり!

レペット

サイズもわかっていたから、お店にいた時間は短かったわ。

レヴェ

ママはこの所、銀座かねまつホールさんでお世話になっているでしょう?

若い時にはずいぶんかねまつの靴を履いたのに、最近はご無沙汰ね。
今度はゆっくり店内を歩いて、オシャレな靴を頂戴したいわ~って言っている。

ママとかねまつさんでショッピング、楽しみだわ。

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ミニチュアのつげ櫛

つげ櫛職人の広島政夫さんを2度目にお訪ねした時も、私はママに付いて行ったわ。
だって、私だって欲しい物があったのよ。

つげ櫛
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

最初にお訪ねした時に、ママはお仕事のお話も広島さんにしたの。
その時に、私をモデルに、広島さんが作ったミニチュアの櫛を挿したのね。

つげ櫛

広島さんが育った街は柳橋。 粋な芸者さんたちがいた所でしょう?

お湯屋の帰りに、洗い髪にこんな風に櫛を挿す事もあったんじゃないかしら?

ママと広島さんが話す横で、お姉様は目を細めて私を見ていたわ。

つげ櫛

髪に横挿しにした櫛は、皇室のおすべらかしを結う時に使う櫛らしい。

解かし櫛だって、本式よ。 この櫛で髪を梳いたら、女っぷりが上がるってものじゃない?

つげ櫛

今まで私が使っていたつげ櫛は、国産のつげ材ではなかったの。
それを知って、広島さんが「これを使ってごらん。」て、この櫛を私に…。

わぁ! ブライスの中で広島さんの櫛を使って髪を結う子なんて、私くらいじゃない?
天にも上る心地だったわ。

つげ櫛

ママも素晴らしい櫛が色々揃って大満足。

広島さんとずいぶん話が弾んでいたわね。

つげ櫛

ママの櫛と私の。

ママのは上から1センチに16本歯と、13本。

私のも、普通の櫛と比べたら、うんと細かい歯なのよ。

私もこの櫛を使うからには、粋な女にならなくちゃ。
粋とエレガンスを目指すには、もっともっと内面を磨かなくちゃね。





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本気と無心

この前伺ったばかりの、つげ櫛職人の広島政夫さんを再訪。

つげ櫛
ルージュ(ネオブライス/ルージュノワール)

私にはわかっていたのよ。 ママが好きな所を1回で済む訳がないって事。

この前伺った時に見せていただいた、広島さんの代名詞とも言える1センチに13本歯の「夢の櫛」の中に、木目が気になるお品があったんですって。
あれも頂戴すれば良かったと…。

その他に、櫛歯が1センチに11本あって、長さが5寸くらいの櫛が欲しい…なんて、ママ贅沢しすぎじゃない?

もちろん電話で予約して伺いました。

広島さんのつげ櫛

この日は他に3組4名のお客様がいらして、大賑わい。
広島さんの櫛を求めてわざわざいらした方ばかりなので、みんなでわいわい言いながら、色々な櫛を試させていただきました。

広島さんがチャレンジした超極細歯の数々が入った、貴重な額も見せていただきました。

残念ながらママがこの前見た櫛は売れてしまっていました。
この前6本在庫があった「夢の櫛」は、わずか数日で半分の本数になっていました。

つげ櫛

どうしようかなぁ?と思案顔のママだったけど、「夢の櫛」より長い平安時代の復元櫛の13本歯を髪に当てたら、なんて梳き心地がいい!
即座にこれを頂く事を決めてしまったのよ。

つげ櫛

ママの髪の長さには、櫛の長さがあった方が使いやすいのよね。

つげ櫛

そして、広島さんの最高傑作の櫛の一つ、5寸11本櫛歯の東利休櫛も頂戴しました。

つげ櫛

何て美しい櫛かしら。 日本女性で良かったと心から感じるお品です。

つげ櫛

お土産に頂戴した櫛を含めて、今回我が家に持ち帰った櫛たち。

上から3本は、11本歯、8本、13本の順です。

つげ櫛

今まで使っていた櫛と並べてみました。 上からよのやさんの5本歯、6本、そして広島さんの8本歯です。
8本でもこの細かさ。 普通に使うなら、もうちょっと荒い櫛と、これで十分かもしれません。
上の2本のような飴色になるには、15~6年使い続けないといけませんね。

広島政夫さん

広島さんは約200年続くつげ櫛職人のお家の7代目。
戦火でそれまでの柳橋の居を焼け出され、親戚の縁を頼って大宮に移住されたそうです。

現在82歳でありながら、年齢を感じさせない若々しさは、お仕事に向かうエネルギーから来るものでしょう。

お座りになっている頭上に、「本気」と描いた書が掛けてありました。
心にしみる言葉です。

今櫛を作る時は、無心の境地だそうです。 どんな櫛でも思い通りに出来る。 楽しくて、楽しくて仕方ないとおっしゃっていらっしゃいました。
きっとまだまだチャレンジなさる事でしょう。

明日15日、テレビ東京のお昼の番組「昼めし旅」に出演されるようです。
今まで色々な取材をお断り続けていらしたそうですが、あまりにつげ櫛の事がきちんと伝わっていないので、今年は色々出るよとおっしゃってました。

2回に亘って沢山頂戴して、ママは大満足。 櫛屋さんが開けるみたいだわ。

私も自慢したい話があるの。
それは、また後日ご披露するわ。

私達は明日、テレビの放映時間に用事があって、見られないの。
みなさん、是非ご覧になって下さいね。


※写真撮影及びブログとインスタグラムへの掲載については、広島政夫さんのご了承を頂いております。





















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